こんにちは!ビタミン太郎です。
今回のお話(ブログ)はこんな感じです。
「BCAAって要するに何なの?」
「プロテインと何が違うの?」
「BCAAってダイエットに必要なの?」
今回はBCAAをテーマを記事にしてみました。
目次
そもそもBCAAとは何か?
BCAAというのは、Branched Chain Amino Acidの略で、日本語に訳すと「分岐鎖アミノ酸(ぶんきさあみのさん)」といいます。
つまりBCAAとは「アミノ酸」です。
タンパク質は「アミノ酸」で出来ている
そもそもタンパク質とは色んな種類の「アミノ酸」が集まったものなんです。
タンパク質を取る時みなさんは何を食べますか?
肉や魚、卵やプロテインなどが代表的な食べ物だと思いますが、実はそれらを食べても、タンパク質はそのまま体内に吸収されるわけではないんです。
タンパク質は分子が大きいので、体に吸収する為にはタンパク質をバラバラに分解する必要があるんです。
タンパク質はアミノ酸に分解されて体に吸収される
タンパク質を含んだ食事を食べるとお腹の中で分解されて「これ以上バラバラに出来ない!」ってところまで分解されると「アミノ酸」になるわけです。
ちなみに「タンパク質」は体内に取り込まれると胃腸内で分解されてアミノ酸が2〜20個ほど結合した状態の「ペプチド」に分解されます。そしてその「ペプチド」をさらに分解された状態が「アミノ酸」なのです。
「アミノ酸」は生命の源
地球上に存在する栄養素の中で最も古いものが「アミノ酸」です。
つまりアミノ酸は生命の源なんです。
自然界には500種類もの「アミノ酸」が存在していてそのうち私たち人間の生命を維持する為の「タンパク質」を構成する「アミノ酸」は20種類あります。
この20種類のアミノ酸は、体の中でつくることのできない「必須アミノ酸」と、体の中でつくられる「非必須アミノ酸」とに大きく分けることができます。つまり「必須アミノ酸」は、体の中でつくることが出来ないので、必ず食事から摂取しなくていけません。
そして「必須アミノ酸」は全部で9種類あってそのうちロイシン、イソロイシン、バリンの3つのアミノ酸を「BCAA(分枝鎖アミノ酸 )」と呼ぶのです。
BCAAの主な効果
BCAA(分岐鎖アミノ酸)は筋肉の主要な成分で筋肉中のアミノ酸の30%〜40%ほどを占める成分と言われています。
BCAAをとることで得られるおもな効果(メリット)は次の3つです。
- 筋肉の材料になること
BCAAは筋肉の材料となり激しいトレーニングによって起こる筋肉の損傷を抑えてくれます。 - 運動中のエネルギー源になること
BCAAは効率よくからだにエネルギーを供給できるため、持久力を高めることが出来ます。 - トレーニング中のやる気を継続維持させること
BCAAは乳酸(疲労物質)の発生を少なくし、筋肉疲労の予防、回復を早めます。<
BCAAっていつ飲めばいいの?
ずばり以下3つのタイミングです。
- トレーニングを行う「30分前」
- トレーニング中
- トレーニング後「30分以内」
トレーニングをしてエネルギー(グリコーゲン)を消耗すると体は、自分の筋肉を分解してエネルギーを作ろうとします。
その時に多くのBCAAが消耗されてしまうのです。
つまりBCAAは、筋力トレーニング中に「自分の筋肉を分解してエネルギーを得ようとする状態(カタボリック)」を防ぎます。
カタボリックが起きると、どんなに良質なトレーニングを行っても筋肉量が減少してしまうため、BCAAの摂取は欠かせません。
また、BCAA(特にロイシン)には、筋肉中のタンパク質合成を促進する働きや筋力トレーニング中の疲労感を軽減し、集中力を高める作用があることが分かっています。